日野町花「シャクナゲ」

 

本校は、国からの指定を受け特別支援教育を推進しています。

本校の特別支援教育のスタンスは
     「どの子にも分かる指導・支援」

 人は一人一人個性を持っています。その中で得意、不得意があるというように、人はそれぞれ違います。
したがって、特別支援教育とは特別という言葉が付いているだけに、特定の生徒を中心に支援していくと思われがちですが、本校では、特定の生徒だけではなく、誰もが分かりやすいように教育支援していくことが特別支援教育であり、教育者としての原点であると考えています。

 本校は、平成17年度から県の指定、平成19年度、20年度には文部科学省の「高等学校における発達障害支援モデル事業」、平成21年度から3年間は文部科学省の「研究開発校」の指定を受け、特別支援教育に本格的に取り組んでいます。
 研究開発課題と研究の概要は、次のとおりです。

1 研究開発課題   学習上・生活上の困難のある生徒に対する、一人ひとりを大切にし、個々の教育的ニーズに対応 した指導内容の在り方と障害理解に関する指導方法の研究開発。

2 研究の概要   「どの子にもわかる指導・支援」と、発達障害のある生徒(以下、可能性のある生徒を含む)を 含めた全ての生徒に対するこれまでの取組を継続し、より充実、発展させながら効果的な支援がで きるように、次の各項目について研究開発を進める。@ ソーシャルスキルトレーニング(以下: SST)、ライフスキルトレーニング(以下:LST)を含むコミュニケーションスキルに関する 学校設定領域「SET(Self Empowerment Training)」(自己能力獲得トレーニング)および「総 合的な学習の時間(一部の時間)」での指導 A 個別指導教室での指導研究(この指導の履修や 単位認定については教育課程上の特例とする) B 生徒の種々の希望に応じて、個々の個性や特 性、能力・技能等を伸長させるための少人数授業 C 全ての生徒に対して自己理解と他者理解を 進め、発達障害を含む障害理解の指導を行う指導内容、指導方法の研究と実践

本校の特別支援教育に関するお問い合わせ等がありましたら、本校までご連絡をいただければ幸いです。