
ヒューマン系列 教科の目標

→身近にある福祉を学び、介護技術を身に付ける。
科 目
社会福祉基礎
ヒューマン系列の入門科目。身のまわりの暮らしと福祉の考え方、諸外国と日本における社会福祉の歴史、福祉の各分野における現状と課題等を学ぶ。講義中心!!
例:介護保険制度、社会保障、社会福祉法等の各法律など
<1年:週3時間、2年:週2時間>
社会福祉援助技術
「対人援助」の意義、その種類と実際、レクリエーション、コミュニケーションの方法等を学ぶ。講義+演習
<2年:週2時間>
社会福祉実習

例:ベッドメーキング、
入浴・清拭・洗髪・食事等の介助、
バイタル測定、からだのしくみ等
<2年:週2時間>
基礎介護
介護の意義と役割、高齢者と障害者の生活と心身の特徴、自立生活の支援と介護等を学ぶ。例:高齢期の疾患(高血圧、糖尿病、脳血管障害など)
介護の過程(ケアプラン計画・作成、介護記録)
感染予防、腰痛対策など
<2年:週3時間>
社会福祉演習

レクリエーションの計画・実施。点字・手話の講演、AED の講習など。
<3年:週3時間>

※その他に、関連科目として
「家庭看護・福祉」「スポーツ・レクリエーション」「発達と保育」
「芸術療法」「フードデザイン」 がある。
施設実習(特別養護老人ホーム、老人保健施設)
2年ー1日※介護職員初任者研修の資格を取得するために必修!!
※「発達と保育」の受講者は、授業時間内で保育実習を実施。
資格取得
介護職員初任者研修の資格取得
→上記の科目を2年次にしっかり学習すれば、取得できる。
A. 在宅福祉サービスの担い手:高齢者などの日常生活を支える高齢者や障害者の家庭を訪問し、自立を援助するとともに、その人の生活レベルを維持し、いきいきと充実した生活が送れるように日常の生活全般をバックアップする。具体的には、食事、排泄、着替え、入浴などの身体介護や、掃除、洗濯、買い物といった生活援助、さらにリハビリや通院の付き添いなどのサービスを担う。 また、老人ホーム等の施設で働く場合の基本的な資格でもある。
介護職員初任者研修に関するお知らせ

福祉に関わる職種(資格)

言語聴覚士(ST)、保育士、管理栄養士、介護支援専門員、医師、臨床心理士、義肢装具士、手話通訳士
etc
さいごに・・・
福祉を学ぶ基礎的な知識として、障害者福祉や児童福祉についても学びます。しかし、ヒューマン系列で学ぶ中心は高齢者福祉に関する内容がほとんどです。授業の中で「医学」や「看護」、「保育」などを勉強しますが、あくまでも福祉を理解するための内容です。看護や医療系、保育系の学習とは目的が異なります。「看護師」「保育士」が目標ならば、アカデミック系列で勉強し、看護系、保育系の短大や専門学校などを目指すのがよいでしょう。


